新しいマットレス、睡眠の質を下げてしまうかも?!
私たちは人生の1/3を寝ながら過ごすことを知っていますか?
だからこそ、質の高い睡眠をとるためにどんな要素が大切なのか、知っておく必要がありますよね。
皆さんはまず最初に何を思い浮かべますか?
今回はベッドのマットレスについてお話したいと思います。
米国国立睡眠協会では5〜10年ごとにベッドマットレスを交換することを推奨しています。
しかし、新しいベッドマットレスを使うことが逆に睡眠の質を落としているかもしれません。
それは、新しいマットレスが「寝室の空気」に影響していることにあります。
私たちは空気を目で見ることができません。
私たちが息をしている空気が健康で安全だろうと当然のように考えている人も多いでしょう。
しかし実際はそうではありません。
特に室内空気の場合にはさらにそうでしょう。
事実、室内の空気は室外の空気より5倍以上汚れている可能性が高く、アレルギー、喘息、生産性などに影響を及ぼします。
睡眠の質にも影響を与えています。
私たちが呼吸し、吸い込む室内の空気はさまざまな要素で構成されています。
PM2.5などの微細なホコリ、二酸化炭素、湿度などの要素は空気がどれだけ健康的かを決定します。
室内の空気要素のうち、「化学物質」を気にされている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
室内の空気でもっともポピュラーだと言える化学物質は「揮発性有機化合物」(VOCs)です。
揮発性有機化合物は私たちが考えるよりももっと多く空気中に存在する物質であり、家にある様々な日用品からも出ています。
新しく買ったベッドマットレスも例外ではありません。
揮発性有機化合物は新しいものや包装物質の副産物だと言えます。
この揮発性有機化合物は一般的に包装を開けば空気中に舞うこととなる新製品の臭いの原因になります。
新しく買ったマットレスを部屋に置く時も同じです。
寝ている間に、部屋中にこの有害物質が空気中に放出されているのです。
そして、私たちの肺の中に流れていきます。
揮発性有機化合物はなぜ睡眠の質に影響を与えるのか?
気になりますよね。
揮発性有機化合物(VOCs)はアレルギー、喘息、湿疹、頭痛、蕁麻疹など様々な健康問題に関連があり、風邪と同じ症状を起こすことで知られています。
このような症状は安らぎを感じることを妨害し、質の高い睡眠を取ることを妨害することがあります。
しかし、そうとは言ってもずっと同じマットレスを使うことはできません。
それではどうすればいいのか?
新しいベッドマットレスを購入する時に、寝室が化学物質でいっぱいになってしまわないような予防方法をご紹介します。
1. 寝室でマットレスの包装を開けない
寝室でマットレスの包装をすぐ開けたい気持ちはぐっと抑えてください!
包装材には揮発性有機化合物が含まれていることが多く、寝室の空気に化学物質が多くなってしまいます。
2. 窓を開けて化学物質を流す
可能であれば、マットレスをベッドの上に乗せる前に数時間よく換気できる部屋に置いておきましょう。
もしくは最低でも寝る前に寝室の窓を開けて換気したあとに寝るようにしてみてください。
換気することが化学物質を少なくするのには一番の方法です。
3. 空気モニターで化学物質、有害物質を測定する
スマート空気モニターAWAIRは寝室の空気を測定し、安全で健康な空気の中で睡眠がとれるよう手伝ってくれます。
アプリで化学物質によって発生している問題を防ぐためのアドバイスを受け取って、改善に繋げることができます。
睡眠時間を設定して就寝中の空気がどんな状態だったか、簡単に知ることができる「睡眠レポート」機能もぜひ使ってみてください。
空気をきれいに保つには、「知る」ことから始めましょう。
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